「臼井霊気療法百年祭」が無事に終わりました。コロナのために一年延期とはなりましたが、現代レイキ法マドリッド協会が数年前から準備を進めてくれたおかげで、国内外から300名近くの参加を得て暖かく活力に満ちた３日間となりました。その数日前には、土居先生の海外実践者向けの２日間のセミナーがあり、ふたつのイベントで、普段は遠く離れた所にいる人たちとハグを交わせたのはこの上ない喜びでした。
百年祭の二日目には、土居先生の講演の通訳をさせていただきました。先生から前以って原稿をいただき、それを自分なりに訳して練習をしておいたので、「先生がアドリブを入れない限り、心配ないさ～」と高をくくっていたのですが…
なんと！前日から突然の喉の痛み。声が、声が出ない！ど、どうする、ワタシっ！
薬局に飛び込んで売り切れ寸前の喉スプレーを買い、喉飴を舐め、うがいをして自己ヒーリング。明日の自分にもレイキを送り、沢山の人に遠隔レイキをお願いしました。
…が、やっぱり声が出ない。もう全て任せるしかない。じたばたしても、どうにもならん。大宇宙だか何だか知らんけど、大いなる存在が「おまえは先生の訳をするのに相応しくない」と言うなら素直に従おう。
最後の練習は声を出しているつもりで、無言で行いました。
そして本番。
重要文化財の厳かな会場の舞台の袖で「原稿を書いたけど一度も読み返していません」と呑気に笑うヒロシ（失礼）に、「アドリブとジョークはだめよ」と釘を刺したかったのですが、声を節約するために黙っていました、とほほ。
先生がいつも通りに淡々とお話を始めると、なぜか私も普通に話すことができました。「声が出る。大丈夫だ。最後までいける」と感じ、残りのページと時計を見比べながら時間調整をする心のゆとりまでありました。
「あれ、私、落ち着いてる。少しも心臓がドキドキしていない」と思ったその瞬間、薄暗い会場に水が見えたのです。
私を中心にして水面が静かに広がっていきます。
どこまでもどこまでも。
音はありません。色も殆どありません。キラキラとした光さえも。
まるで広くて深い湖の真ん中にいるような光景でした。
それを見ながら、更に静かになっていく自分を感じていました。
普段の私はそのようなビジョンを見るタイプではなく、ごくごく普通の人間です。なのに驚くことも不思議がることもせず、ただ見ていました。
そして、ただ自分の声を聞いていました。
時間ピッタリに終了し、舞台を降りた後も本当に静かな気持ちでした。
「凄く落ち着いていたね」「素晴らしいエネルギーだった」と言われても、「ああ、そうだったんだ、へ～」という薄い反応で、感動すらもありません（ごめんね）
さて、この現象はいったい何だったのか。
「心が安らかってこんな感じやでぇ」とか、「結果を手放すって大変やけど、ええやろ？」って、宇宙が教えてくれた…のかな。
あまり意味がないので、言葉で定義づけするのはやめておきます（大抵のことは、もうどうでもよくなってきました）
ただ、あの水の静けさと美しさは、生涯忘れないでしょう。
大宇宙よ、いいもん見せてくれてありがとぉ～。レイキをやってると、やっぱりお得やわ。
At the beginning of the Centennial celebration of Usui Reiki Ryoho, Doi sensei gave a keynote speach and I translated it into English. I received his manuscript and had translated it in advance. So I thought there was nothing to worry about. However...
The day before, I suddenly had a sore throat and I almost lost my voice. What should I do?!
I bought a throat spray, ate candies and did self-healing. I sent Reiki to myself for the next day and asked many people for distant Reiki.
But still, my voice wouldn't come out. I had no choice but to leave everything to the Universe or something great. I had to accept everything the Universe said to me. If it says, "You must not do it," I have to give it up.
I did my final practice without speaking, pretending to be speaking aloud.
And the day had come.
As soon as Doi sensei started talking calmly as usual, I found that I was able to speak normally too. I felt I could make it until the end.
"I am calm. My heart is not beating fast at all." And at that moment, I saw water in the dimly lit venue. The water's surface was quietly spreading. I was at the center of the water which was going far and wide.
There was no sound. There was hardly any color. There wasn't even sparkling lights. It was like being in the middle of a vast and deep lake. I felt myself becoming even quieter.
I am not the type of person who sees such visions. But without being surprised, I was just watching the water and listening to my own voice. I still felt really calm even after the speech ended.
What was this phenomenon? Did the Universe show me what it feels like to have a peaceful mind? Did it teach me it is worth letting go of the outcome?
Let's not try to define it with words. It doesn't really matter. However, I will never forget the stillness and beauty of that water for the rest of my life. Thank you, Universe. I love you and Reiki!
コメントをお書きください